ボトム形状によるスペックの違いは5種類
前回はロッカースキーとキャンバースキーの違いに触れましたが、
今回はボトム形状による違いによるそれぞれの特徴を紹介いたします。
パウダーメインのファットスキーやゲレンデとパウダーの両方向けのオールラウンド、リアルツインのパークモデルなどのスペックを理解して、自分の目的に合った板選びの参考にしてください!
イラスト図を参照にして、説明いたします。
C キャンバー
従来のスキーがこのタイプで主に、圧雪バーンや硬い斜面に適していて、長い有効エッジが安定したターンを可能にします。
NR+C ノーズロッカー+キャンバー
トップのノーズロッカーによりターンの導入がしやすく、パウダーでの浮力を可能にして、キャンバーとノーマルテールの長い有効エッジが高速ターンを可能にします。
NR+C+TR トップ・テールロッカーにキャンバー
トップとテールのロッカーがパウダーでの浮力と回転性能を可能にし、圧雪バーンでもコントロールしやすいモデルです。
FR フルロッカー
パウダーでの浮力は高く、硬めのフルロッカーならパウダーで高速ターンができ回転能力もあります。
フルロッカーが出たばかりの頃の板は、アイスバーンだと歯が立ちませんでしたが、
4FRNT HOJIなどに採用されているリフレクトテックはしっかりと板のセンターに荷重できれば 、多少のアイスバーンでもエッジがグリップしてくれます。
あくまでもちゃんと板のセンターに乗れる方が限定ですが
まとめ
ロッカースキーが出たばかりの頃は、NR+CやNR+C+TRがゲレンデメインのオールラウンドでFRがパウダーメインという感じでした。
最近ではボトム形状のみならずカーボンやチタナールなど、様々な要素が絡まってスペックを見ただけでは、乗り味が分からなくてなってきました。
後悔しない為にも、ここで上げたそれぞれの特徴を参考にしていただいて、
実際に試乗会やレンタルで試乗してから購入するのがオススメです!
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