サマーゲレンデのススメ! 〜屋外編〜
サマーゲレンデの種類
サマーゲレンデには大きく分けて2つあります!
屋内ゲレンデと屋外のサマーゲレンデです。
今回は屋外のサマーゲレンデを紹介します。
屋外のサマーゲレンデは、文字どおりスキー場が夏季のみに営業するもので、大きく分けると2種類あります。プラスノーとピスラボと言われる種類のマットがあり、前者は従来型のサマーゲレンデ に使われている人工芝の目の大まかなものです。
ピスラボ(PIS*LAB)は新世代のスキーゲレンデ、2010年にアルペングループが開発したものです!
両者とも滑りをよくするためにスプリンクラーなどで散水をしているので、服装にはサマーゲレンデ対策をした方が良いと思います!
サマーゲレンデの特徴
サマーゲレンデの特徴は何と言ってもポジションや滑走感覚を確かめやすいのとカービングターンが出来る事です!
プラスノー自体が角づけ限界が低いため、外足だけでなく内足のインエッジを効率的に使わないと
うまく滑ることはできないのと、ポジションも後傾だとどこにすっ飛んでいくかわかりません(笑)
ポジションをしっかりと矯正できて、しっかりとしたカービングターンを練習するには最適です。
もちろんしっかりとワックスを塗って、高速ターンも出来ます!
ズラしなどスライドターンも低速で出来るので、じっくりと感覚を確認しながら練習できます!
特にコブなどは、かなりの低速でポジションを確認しながら滑れるので、ターンの質を高めるのにも効果があると思います!
コブ斜面もあるサマーゲレンデもあるので、オフシーズンのコソ練にはもってこいです!
サマーゲレンデの道具と服装
道具
板は、サマーゲレンデ専用のハートのバルシップなどがありますが、初めは使わなくなった板でも良いと思います。
ブーツとストックは、冬に使っているもので良いと思います。
ワックスは半日も滑ると全く滑らなくなるので、こまめにアイロンでしっかり塗りっぱなしにします!スクレーパーなどで剥がさなくていいです。
下記のマツモトワックスがたっぷり入ってお得で良く滑ります!
ガリウムなど色々使いましたが、滑走性と価格では一番だと思います!
重要なのがエッジで半日も滑ると効かなくなってくるので、エッジシャープナーは必ず持って行きましょう!
そこまでガンガン滑らないよと言う方でも、行く時はしっかりとエッジを研いで行きましょう!
サイドエッジのオススメ角度は89度です!
以前は冬季と同じで、88、87度ぐらいでしたが、SAJのデモンストレーター石田俊介さんのサマーゲレンデキャンプに参加した時に89度にしていると言っていました。
スノボの人は90度の人が多かったです。好みもありますので試しにいろんな角度にするのも良いと思います!
服装、装備
慣れるまではヘルメット、プロテクターなどを装着することをオススメします!雪上と違いコケるとウェアーなどが破れます!
フジテンなどは激しく散水していないので、レインウェアーなど着なくても、そこまで濡れる事がありませんが、かぐらなどでは激しく散水しているので、びしょ濡れになり、寒さを感じるのとブーツ内に水が入るので、レインウェアーでブーツに水が入らないように、対策した方がいいと思います。
サマーゲレンデ注意点!
初めは焦らずにボーゲンから慣れて、徐々にパラレルスタンスでスピードを上げてください!
マットの継ぎ目など、思わぬところで板が引っかかるなどして、コケる危険があるので、焦らずにゆっくりと滑ってください!
慣れてくれば、継ぎ目などのコツもつかめてくると思います。
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