氷点下で安眠できる冬の車中泊の道具を紹介!
車中泊は、お金を掛けばいくらでも快適にできますが、いきなり高額のものを購入して失敗しないように、過去に失敗してきた経験をもとに(汗)無駄なお金を使わないためにいろいろアドバイス致します。
まずは「車中泊を始めてみたい!」という方に、失敗しない車中泊グッズ3種の神器をご紹介します!
注) 今回は冬の車中泊に必須なアイテムをご紹介しますので、その点を御了承ください。
まずはYouTubeでご覧ください。
1. 寝袋・シュラフ
まずは寝袋 (シュラフ) が必要になりますが用途によっていろいろと別れてきます。
ここでは冬期の車中泊に必要なグッツ選びを紹介します。
寝袋の形状は大きく分けてマミー型、封筒型、人型(コルネット型)の3種類があり、その他、 3シーズン用と4シーズン用と使う季節によっても種類がわかれてきます!
冬の車中泊が前提なら、4シーズン用寝袋がマストアイテムになります!
単純に4シーズン用と言っても値段によって対応温度も分かれてきます!
寝袋の対応温度の表記は、限界使用温度と快適使用温度の2つが表記されてます。
参考にするのは快適使用温度の方です!
単純に快適使用温度が高いほど快適に使用できますが、その分値段も比例して上がります。
※ただし個人差があるので、実際には参考程度にして選ぶ基準にしてください!
形状の種類は下記になりますのでそれぞれの特徴をもとに参考にしてください。
1.マミー型
首元までスッポリと収まるので、冷気が入りにくく寝袋の中ではスタンダードのモデルです。
足元が狭いので慣れない方は封筒型の方がいいかもしれませんが、保温性は一番です!
これでも寒い時は、薄手のフリース寝袋を中に重ねるか、寝袋の上から被せるシュラフカバーを使うのも良いと思います!
2.封筒型
封筒型は四角く足元も余裕がありますので、動きやすいタイプです。欠点は首元が開いている為、冷気が首元に入りますので毛布を掛けるなど、対策をした方が良いです。
3. 人型(コルネット型)
人型の良い点は、動きやすいので着たままトイレにも行けますが、露出が多い分、保温性は他の2タイプより劣ります!
スキー場の駐車場でエンジンを切った室内は、普通にマイナスになりますので少しの隙間でも、冷気が入り込んできて寒くて眠れません。それを考慮した上で寝袋の購入を考えましよう。
一番のオススメです!
画像の商品はわたしも実際使用しているhaskyというブランドで、非常にコストパフォーマンスがいい ( 80,00円程度 )のでおすすめです!
実際にこの寝袋にフリースのインナー寝袋を足せば、マイナス10度ぐらいは大丈夫でした。
それでも寒い時は(個人差はありますが)背中にカイロを1枚と薄手のダウンを着込めば大概は厳冬期でもしのげます!
モンベルの#1などが暖かくそれなりにコンパクトになるので人気ですが、7万円もしますので車中泊では必要ないと思います。
2. スリーピングマット
私が過去に失敗したのがマットで、車用のフロア全体に広げる厚手のエアーマットを買いましたが、
エアーを入れるのに専用の電動式ポンプを使用しますが、音がうるさく時間もかかるので、使用するなら敷きっぱなしに出来る広さがある車に限ります。
私の車はステーションワゴンなので、いちいちしまっていましたがエアを抜くのも時間がかかり、マット自体あまりコンパクトではないので、購入を考えるなら敷きっぱなしを前提に購入しましょう!
現実的にはアウトドア用マットが便利で、車中泊意外にもキャンプなどにも使用できます。
車中泊には車によってはフルフラッットになるタイプとそうでないのがありますが、凹凸が気になり寝心地もかなり左右されます。
そうした凹凸にはある程度の弾力のあるスリーピングマットを敷くことで体を翌朝の痛みから守ることが可能になります。
スリーピングマットは大きく分けて3タイプで、実際に私自身が使ってみた感想ですので参考にしてみて下さい。
1. オススメはウレタンフォーム&自動膨張タイプ
自動である程度膨張するのでセッティングが楽!暖かくてある程度弾力があり多少の段差なら気にならない!段差が大きいところには下にクッションを敷けばある程度フラットになります。サーマレストなどのブランドは非常に高額ですが、Amazonで6〜7千円の商品で充分です!
スリーピングマットは大きく分けて3タイプで、実際に私自身が使ってみた感想ですので参考にしてみて下さい。
1. オススメはウレタンフォーム&自動膨張タイプ
自動である程度膨張するのでセッティングが楽!暖かくてある程度弾力があり多少の段差なら気にならない!段差が大きいところには下にクッションを敷けばある程度フラットになります。サーマレストなどのブランドは非常に高額ですが、Amazonで6〜7千円の商品で充分です!
2. 断熱材&エア注入タイプ
こちらのタイプは軽量コンパクトで登山には良いのですが、自分で膨らませないといけないのでセッテイングが大変なのと、ツルツル滑って寝にくいです!
3. 折り畳みマット・クローズドセルタイプ
一般的にレジャーマットと呼ばれるタイプですが、セッテイングは楽でフルフラットになるタイプの車にはオススメですが、そうでない車な場合は、厚みがなく柔らかいので、シートの段差がモロに出ます。下に板を敷くなどの対応をしないと使いにくいです。
3. 断熱シェード
以外と重要なのが断熱シェード!タイプは3つに分かれます!
冬の車中泊では、特に窓ガラスからの冷気の侵入が鍵になります!
以前は私自身、断熱シェードなど使用していませんでしたが、1月の白馬スキー場で、寝袋を重ねてダウンジャケットを着込んでも寒さを感じることがあり、断熱シェードの必要性を感じて、直ぐに取り付けることにしました。
ここでは異なる3タイプを紹介します。
1. 車種別専用設計タイプ
少々、値段は張りますが専用設計なので、窓ガラスにピタリと収まりますし、素材もキルティング生地などを使用しているので保温性、断熱効果は抜群です!
予算に余裕のある方は、こちらのタイプでよろしのではないでしょうか。
予算的には車種にもよりますが、2~4万円の間ぐらいです。
2. 車種を問わない汎用タイプ
汎用のタイプですと値段は安いのですが、サイズが合わないのでサイドガラスやリアガラスなどは、冷気が入り込んできてあまりオススメできませんが、フロントガラスはDIYでも面倒なのでフロントは汎用で、サイドとリアはDIYでもいいと思います。ちなみに私もそうしています。
3. DIY自作タイプ
素材はホームセンターなどで販売しているレジャーシートを使用してます。(2m×90cmぐらい) 新聞紙など使用して窓枠の型紙を作りその型紙に合わせて切り抜いて製作します。
最も安価で効果も抜群!作り方もそれほど難しくありません!
実際にレジャーシートでシェード作成した様子の動画をご覧ください!
いきなり断熱シートを切ってしまうと、失敗する恐れがありますのではじめに型紙を作って、それに沿ってシートを切り抜いていけば失敗が防げます。
その次に、冬の車内の窓は結露で濡れますので、切り抜いた断熱シートにハトメで穴を開け、そこに吸盤をホットボンドなどで装着して、取れないようにしましょう。
ココでワンポイントひと工夫!
リアガラスとリアサイドの窓に電熱線がある車は、その段差で時間が経つと吸盤が剥がれてきます!寝ているときに何回も剥がれてきて大変でした!
その対策として 吸盤用補助板(薄い透明の丸いアクリル板で裏側にシール付きでガラスに貼れる)などを貼れば剥がれてきません。
車のフロントガラス部分は、夏場に使用している断熱シートで問題ありませんでしたが、隙間の冷気が気になるようでしたら製作しても良いと思います。
私もDIYで製作して試しましたが、いつもはダウンなど重ね着しないと寒さを感じる温度でも、ダウンなしでも快適に過ごせました。
やはり効果は絶大です!
オマケに室内が真っ暗になり、いつもは街頭などで眠りが浅かったのが、グッスリと朝まで眠れて快適でした。
プライベートも確保できますのでいい事尽くしですし、あまりお金をかけたく無い方は是非トライしてみてください。
その他あると便利なオススメのグッツ!
車内温度ががマイナスの環境下でも、これがあれば快適に寝れる寝袋用のインナーフリース!
実際に使ってみてこんな薄いフリースで抜群の保温性に驚きました!
あると無いとでは雲泥の差です!騙されたと思って使ってみてください!(笑)
絶対に後悔はしないと思います!
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